image:「五穀鴨」

安全な小麦を、ありがとう。
おいしくなってくれて、ありがとう。

1998年、合鴨農法で米作りをはじめました。
きっかけは、米の裏作で栽培しているしらさぎ小麦の無農薬栽培をするためです。
表作で農薬を使ってしまったら意味がありません。
水田での実施可能な無農薬栽培の方法として、合鴨農法を取り入れたのです。
また当時、BSE問題が発生しており、安心できる食肉の確保は、
うどん屋にとって大きな関心事でした。

そこで田んぼで仕事を終わった合鴨を感謝とともにいただく、「鴨メニュー」がはじまりました。
合鴨たちの餌にもこだわります。
米・麦・大豆・ヒエ・キビを中心とした地元産の自家配合飼料に切り替えて、
この合鴨を「五穀鴨」として商標登録。今では、年間を通して飼育しています。

一文字うどんの五穀鴨は、長船の水田や休耕田など自然の中でのびのび育てます。
だから、より自然に近く育ちます。

「だから一文字うどんの五穀鴨は臭みがなく、柔らかいのに味が濃い」

美味しくて安全な合鴨肉は、一文字でうどん以外でも
日本全国のホテル・レストラン・そば屋さんなどに出荷しています。

一文字うどんの合鴨は、その命で美味しさの循環を生み出しています。

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