宴会メニューの「鴨鍋」だけでは、もったいない。
飲むお父さんだけでなく、家族みんなの団らんでおいしく食べてもらいたくて
この「鴨鍋うどん」を作りました。
必ず入れたい旬の野菜の役割
美味しい冬の野菜をたっぷりいれて心も体もあたたまりましょう。旬の野菜には、おいしさと栄養がたくさん詰まっています。五穀鴨、地元小麦のうどん、こだわりのだし、旬の野菜のおいしさをお楽しみください。
- ・白ネギ
「鴨がネギを背負ってくる」ということわざもあるように、鴨とネギは切っても切り離せない組み合わせです。冬に旬を迎える白ネギは、加熱することで柔らかくなり甘味が増す事と、風邪予防などにも良いとされています。緑の部分には、肉の臭み消しの効果もあるのでネギの特性や成分から見ても理にかなった組み合わせなのです。
- ・きのこ(しいたけ、舞茸など)
だしの旨みを増すのに欠かせないのがきのこ類です。きのこ類の中でも、香りの高いしいたけや舞茸が特におすすめです。
- ・白菜
クセがなく、繊維が柔らかい白菜は、旬の冬に甘味がぐっと増します。ビタミンCやカリウムなどの栄養素は、水に溶けやすい性質をもっているので、最後の一滴までだしを堪能しながら風邪予防にも効果があります。ネギと同じく鴨鍋うどんには、欠かせない野菜です。
- ・ごぼう
食物繊維豊富なごぼうの独特な風味と旨みは、鴨鍋には欠かせません。しっかりとした鴨肉の味とごぼうの旨みの調和をお楽しみください。
一文字に代々伝わる厳選された材料を使った一文字うどんのだし
餌と育ちが違う五穀鴨
五穀鴨は、ヒナの時から、水田はもとより、休耕田、小麦田という豊かな自然の中で育てあげた合鴨です。五穀鴨は、自由に動き回り、草や昆虫も食べ、水浴びもします。主食には、地元産の「米・小麦・大豆」を中心に、稗・キビ・アワを適時加えた、「五穀配合飼料」を独自に作り与えています。これらの結果、臭みがなく、柔らかくても味のしっかりしたおいしい鴨肉になりました。灰汁もとる必要がなく、だしも最後までにごりません。
地元産小麦石臼挽きのふくほのかうどん
こだわりのそば屋さんでは、「挽き立てそばの風味」を楽しめますが、一文字うどんでは、「挽き立てうどんの風味」をお楽しみいただけます。これは、当店より半径1.5キロ以内の田んぼで育てたふくほのか小麦を、店頭の2台の石臼で、毎日製粉しているからなせる技。石臼製粉歴15年の技術の結晶でもあります。
小麦の表皮を思わせる茶がかった乳白色
準備
鴨スライス肉、つみれ(袋ごと)は、前日より冷蔵解凍しておく(時間がない場合は、流水解凍でも可能です)。
うどんは、冷凍のままたっぷりのお湯で約2分ゆですぐ冷水に通し、水を切ってざるにあげておく。野菜は食べやすい大きさに切っておく。ごぼうは、大きめの笹がきにするのがポイント。
薬味としてお好みで柚子こしょう、すだちも準備しておく。
調理
鍋にだしを張り、火かける。
- 1.すぐに(冷たい状態で)ごぼうを入れる。
- 2.沸騰してきたら、その他の野菜を入れる。
つみれの種をスプーンやレンゲで一口大にすくって入れる。 - 3.せりやクレソンなど火の通りやすい野菜は、つみれに火が通ってから最後に入れる。
完成
食べる直前に鴨スライス肉を入れる。
鴨肉をおいしく食べるポイント
- ●鴨スライス肉の加熱時間の目安は、約30秒
- ●火を入れすぎないで食べる
- ●一度に食べられる分だけの肉を鍋に入れる
- ●鴨肉の脂のうまみと野菜の甘みで仕上がっただしにうどんを少しずつ入れながら、食べましょう。だしは最後の一滴まで楽しんでください。
鴨鍋うどん1人前 1,260円/大盛り 1,360円
「鴨鍋を、もっと手軽に食べたい」とのご要望から生まれた鴨鍋うどん。地元農家の協力により、たっぷりのクレソン入りが実現。店頭でしか食べられない味をご賞味ください。並がうどん2玉、大盛がうどん3玉、お二人で1つの鍋をお召し上がりいただくこともできます。
創業以来30年、受け継がれてきた味です。北海道産利尻昆布の天然物をはじめ、鹿児島県枕崎のカツオ、長﨑県産の煮干、香川県小豆島産の醤油等、九州、中四国産の素材から作っています。「ここのだしは格別じゃあ。最後まで飲める。」とお褒めいただいています。実はこのだしこそ、鴨肉と野菜とうどんのマリアージュ(素晴らしい相性)を引き立てる隠れた主役なのです。
創業以来、変わらず守り続けている味