しらさぎ小麦・しらさぎうどん・しらさぎ小麦粉につきまして

2016年01月31日

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 昨年以降、しらさぎ小麦粉の販売を中断していて、ご迷惑をおかけしております。また、十分な説明もしておりませんで、誠に申し訳ございません。あらためて、しらさぎ小麦の現状を報告させていただきます。

 1956年ごろ岡山県の奨励品種小麦になって以降、50年以上にわたり栽培されてきたしらさぎ小麦は、2014年6月の収穫分より、全面的にふくほのか小麦に切り替わりました。奨励品種から外れるということは、種子を農協で扱わなくなるということで、要は農家がしらさぎ小麦を栽培できなくなるということです。それでも栽培を続けようとすれば、自家採取の道しかなく、それなりに手間と技術が必要となります。
 一文字の場合、1995年以来、店主が自分の田んぼで自家栽培を続けてきていますが、種子は2から3年に一度農協から購入していました。ところが、14年秋に種まきした自家採取分が、著しい発芽不良となり(理由は、種まきが遅れたことと、その直後から一気に寒くなったことなどが考えられますが、よく分かりません。そんなに深まきでもなかったのですが)15年6月収穫量が激減、15年秋の種まき分を確保したら、しらさぎうどん用は残ったものの、しらさぎ小麦粉用までは回らなくなりました。
 このままでは、しらさぎ小麦がなくなってしまう、との危機感から、15年11月いつもより早めにかつ慎重にしらさぎ小麦の種まきをしたところ、今回は今のところ順調に発育しております(写真)。今年の6月収穫以降は、しらさぎ小麦粉の販売再開も可能ではと考えております。
 しらさぎ小麦の品種としての「純度」を確保するため、近畿中国四国農研センターより、しらさぎ小麦の種子を、500グラム分けていただき、別途種子用に栽培しています。

 しらさぎ小麦の特徴は、まだ輸入小麦が主流になる前の国産品種で、豊かな風味と独特の食感があります。この食感は、いくら石臼製粉とは言えども、ほかの品種の小麦では出すことができません。可能な限り、作り続けていこうと思います。
 (かつては、瀬戸内海沿岸の各県で幅広く栽培されていたしらさぎ小麦ですが、岡山県以外はもっと早くに奨励品種からはずれていたようです。)

 というわけで、しらさぎ小麦粉は、当面ご迷惑をおかけします。ただ、しらさぎうどんの販売は、行っていますので、ぜひ一文字うどんまで、足をお運びください。お待ちしています。

 


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