【一文字石臼物語 第3話】「何だこのコシは!」

2012年05月19日

kenbikyousyasin.jpg
 1997年9月9日、現在の石臼製粉機を導入しました。その前の一年間は、県北の製粉屋さんに製粉(ロール式製粉機)をお願いしていましたが、自家製粉を目指し、一文字店頭に設置しました。
 「何だこのコシは!」石臼挽きのしらさぎ小麦粉のうどんを食べたときの、私の第一声です。ロール式製粉では、どうしても出せなかったうどんの「コシ」が、驚くほど出ていました。実際のところ、それまでのしらさぎうどんは、ゆで時間を従来のうどんより1割ほど短くしていました。そんな工夫は、もう必要なくなりました。

 石臼の力、それは製粉後の粉の状態にあるようです。写真は、石臼製粉したそば粉の顕微鏡写真です。粒が丸みを帯びているのが分かります。


トラックバックURL


この記事へのトラックバック


この記事へのコメント


コメントを投稿

名前:

メール:

URL:

 

この情報を登録しますか?

コメント: