一文字うどん


 先月の1月下旬発行の山陽新聞の情報誌のご当地グルメのコーナーで、一文字を紹介していただきました。郷土料理の「どどめせ」と、地うどんのしらさぎうどんです。
 取材に来られた記者の方が、イラストが得意で、いつもイラストにして掲載されているそうです。息子の店長ともども、ナイスに描いていただきました。

 おかげさまで、「初めて来た」というお客様にたくさん来ていただいています。どちらも今のところ日本中でのお店の中で、一文字うどん店でしか食べることができません。ということは、世界中で当店だけということになります。店のメニューにして、「どどめせ」は、今年で21年目、「しらさぎうどん」は、今年で19年目になります。
 これを機に、ぜひ一度お越しください。お待ちしています。



 6月23日(日)の山陽新聞朝刊で、6次化先進事例として紹介いただきました。

 地元で小麦を育て、石臼製粉して、うどんを作り、店に出す。

 この工程の中で、一番難しかったのは、石臼製粉でした。

 一文字うどん、ぜひ一度お試しください。お待ちしています。


 うどんは、「白色」という常識に反し、一文字うどんの色は、かなり黒っぽいです。
実は、この黒さにこそ、一文字うどんのおいしさの「訳」が詰まっています。

 以下、店内のポップを転載します。
 
これらの結果、うどんに含まれている栄養成分面でも、大きな違いがあります。

 結局、どういうことなのでしょうか?本来小麦の持っている恵みをいただこうと思えば、黒いうどんになるということ?
 では、黒いうどんって、どんな味??  答えは、一文字うどん店で。


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 本日(14日)より、一文字のイタリアン第2弾登場です。

 「鴨のボロネーゼうどん」 680円

 鴨肉の味を最大に引き出して、秋の味覚を取り入れ、
大人の味に仕上げました。
 もちろん鴨は、五穀合鴨研究会が育てた、五穀鴨です。

 ぜひ一度お試しください。10時から15時までの限定販売で、
なくなり次第終了させていただきます。


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 地元の農家が育てた小麦を地元で製粉し、うどんにして食べる。ひと昔(?)前までは、ごく普通の風景が、今では全国を探してもなかなか出会えない「こだわりうどん」になってしまいました。

 一文字うどんでは、地元の農家 藤澤美芳さんに作っていただいた「ふくほのか小麦」と店主が無農薬で自家栽培した「しらさぎ小麦」を、毎日店頭の石臼で製粉し、うどんを作っています。

 でも、うどんは所詮は伝統的な日本の日常食です。1日1麺、お手軽に食べていただきたい、そんな想いから、創業以来約30年、セルフうどん方式にこだわり、価格もお手頃に抑えてきています。

 同時に「されど」うどん、うどんの奥深さを堪能されたいお客様向けに、こちらで作り、席までお持ちする、オーダーメニューもご用意しています。もちろん、特別なうどん「しらさぎうどん」もご注文いただけます。

 小麦の栽培面積は、2種類合計で3ヘクタール余り、石臼は、今年7月より2台体制に増設していますが、それでも作れるうどんの数には限りがあります。でも、まだまだ余裕がありますので、どうぞお越しください。

 これから、冬場にかけて、「五穀鴨」使用の鴨うどんメニューも充実させていきます。皆様のお越し、お待ちしています。

 


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 9月9日(日)は、一文字うどん店にとって特別な記念日です。
ちょうど15年前の平成9年9月9日、店頭で稼働中の石臼1号機が設置されました。
自家栽培小麦、石臼挽きのしらさぎうどんが誕生したのもこの時です。

 3年前の2009年8月には、地元農家に委託して育ててもらっているふくほのか小麦を使ったセルフ地うどんを開発、2011年8月からは、その改良に着手、なめらかで現代的な「新・地うどん」として、完成させつつあります。今年7月5日には、石臼2号機を店頭に設置、2台体制で、生産力も倍増しました。

 自分で小麦を育て、専用の石臼製粉機で自家製粉して作る一文字うどん。「たかがうどん」に、そこまでの手間暇をかける意義があるのかと自分に問いかけることもあります。先日、ある新聞記者の方とこの話をしていたら、「瀬戸大橋を渡って、わざわざ讃岐うどんを食べに行くのだから、『されどうどん』だよ」といわれ、なるほどと思いました。

 要は、食べていただいて、この手間暇、価値を分かっていただけるかどうかということ。おかげさまで、分かっていただけるお客様が段々と増えているから、続けられているのだと思います。

 改めまして、一文字うどんの代表的メニューをご紹介します。
まず、日常食としてのセルフうどんです。
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1玉100円(税込105円)は、29年前の開業時と同じです。もちろんうどんは、地元産ふくほのか小麦石臼挽き小麦粉100%です。

 次は、自称「うどん通」の方に、店主が自信を持っておすすめする「隠れメニュー」
です。
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「小麦の違い食べ比べセット」840円です。ふくほのか小麦としらさぎ小麦で作ったうどんをざるうどんで食べ比べできます。しらさぎうどんは、ご注文後手打ちして茹で上げますので、15分少々お待ちいただきます。レジにてご注文ください。
 どう違うのかは、ここでは割愛させていただきます。

 ということで、石臼製粉16年目、これからも地元の味にこだわって参りますので、ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
                                店主

 

 

 

 


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 一文字うどんでは、本日28日(土)より、夏限定の新メニューを発売しました。

 名付けて、「鴨ぶっかけイタリアンサラダうどん」 650円です。

 従来の「鴨ネギぶっかけうどん 682円」を女性向き夏バージョンにしました。

 何が「イタリアン」かというと、食べてからのお楽しみです。

 午前10時から午後3時までの限定メニューです。ぜひお試しください。お待ちしています。


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 2台目の石臼が設置されてから4日目、すでにフル稼働しています。設計段階から、こちらの改善内容を盛り込んでもらえたため、非常にスムーズに移行できています。
 これまでは、1台の石臼で、「1回挽き」と「2回挽き」をしていました。前者は粗挽き、後者は細挽きのため、石臼の立場から見れば、「混乱」しやすかったようです。今回来ていただいた石臼職人さんの「分けた方が、自分は1回挽き(2回挽き)だけしていればいいのだと、石臼も理解しやすい」との言葉に従って、2台目石臼は、「2回挽き専用」にしました。元々2回挽き対応の新機能を盛り込んでもらっていたため、ちょうどよかったです。

 写真は、上の左が1回挽きの小麦粉だけのうどん、上の右が2回挽きだけのうどん、下がそれらを一定の割合でブレンドした小麦粉のうどんです。外観の違いも分かるでしょうか?拡大した写真です。
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 味は、1回挽きが、もっちりして風味豊か、2回挽きが、コシがあってすっきり、そしてブレンドが、うーん、やっぱり一番いい。

 小麦を石臼挽きして作るうどんは、いろんな意味で一般的なロール式製粉のうどんとは違いがあります。日本中には、いろんなうどん屋さんがありますが、地元産小麦を石臼挽きした小麦粉100%で作るうどんは、一文字うどん以外には、あまりないと思います。
 ぜひ一度、お試しください。


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 2012年7月5日、午前8時20分、2台目の石臼が、JR貨物のコンテナに載って、千葉県松戸市の日高製粉機製作所より、無事到着しました。小雨の中、フォークリフトを使い、石臼小屋に無事搬入できました。

 その後、前日より泊まりがけで来てくれている職人さん二人に組み立て、調整してもらい、午後2時20分、無事製粉を開始しました。
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 今後、粉の特性を把握しながら製粉の仕方を調整し、ベストな新・地うどんと、最終形となるしらさぎ地うどんの完成を目指します。

 とにかく、本日新しいスタートがきれました。石臼物語第二部のスタートです。
ちなみに今日は私の誕生日、60歳還暦を迎えました。今までで最大の「誕生日プレゼント」です。これからは、第三の人生を楽しみたいと思います。
 今後とも、よろしくお願いいたします。


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 あらためて気づいたのですが、うどんには三種類あると思います。あくまで私見ですが。

 一つ目は、今日のほとんどのうどんが当てはまる「現代的なうどん」です。
いわゆる「つるつるしこしこ、喉ごしを楽しむうどん」です。グルテン比率の高い
輸入小麦のうどんや、最新の製粉技術で製粉した国産小麦のうどんが、これに相当します。

 二つ目は、地粉で作った「地うどん」です。小麦農家が、地域の小規模製粉所で小麦粉にしてもらい、地域の製麺所で、乾麺にしてもらったものや、その粉を使って、うどん屋さんや、製麺所さんが、うどんにしたものです。地粉特有の風味が強く、独特の食感があります。一文字のしらさぎうどんも、この地うどんの分類に属します。
 
 三つ目は、現在一文字うどんで実証販売している、「新・地うどん」です。一言で言えば、「現代的なうどんと地うどんのいいとこ取りをしたうどん」です。つまり、「なめらかなもっちり感と、小麦の豊かな風味が味わえるうどん」です。
 そのカギは、地元産の「ふくほのか小麦」と「石臼製粉技術」が握っています。

 写真は、一文字店頭にほぼ完成した新石臼小屋です。ここに2台目の石臼が設置されます。この石臼は、新・地うどんに対応した設計となっています。

 今後一文字は、セルフうどん用の「新・地うどん」作りと、「元祖地うどん」といってもいい、「しらさぎうどん」の最終形に向けて、頑張ってまいります。

 皆様のお越し、お待ちしています。

 今回で、第一部は終わりです。次回より、第二部のスタート、石臼二台体制下の一文字での出来事を現在進行形でお伝えします。ご期待ください。


 


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 その糸口は、製粉のやり方にありました。単純に考えて、オーストラリア産小麦と比べて、グルテン含有量の少ない国産小麦は、「重すぎる」うどんになりがちです。ところがうどんの食感を決めるものは、このグルテン含有量だけではなく、小麦粉の粒子の状態も大きく影響していたのです。

 では、どういう状態が影響しているのでしょうか。以下のことは、あくまで仮説です。
 それは、粉の大きさのバラツキの状態です。いわゆる粒度分布です。粉の粒の大きさがいろいろあると、粒同士の結合が複雑になり、そこに塩水が深く浸透し、うどんになめらかさが生まれるのです。

 このような製粉が、もっともアナログな石臼に、果たしてできるのでしょうか?できるのです。もしかしたら得意分野かもしれません。石臼製粉15年目にして、石臼のデリケートさにやっとたどり着けました。


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 2009年8月1日(土)、この日以降、一文字はうどん用小麦粉の購入を全て中止しました。主力商品のセルフうどんも、地元産「ふくほのか小麦」を店頭の石臼で製粉した小麦粉100%で作るようになりました。価格は、約30年前の創業時と同じ100円(税込105円)で(1つ玉)。

 これって、すごいことなのです、実は。でも、実際はすごすぎました。つまり、うどんの概念を変えてしまったのです。「現代的なうどん」の味は、「地うどん」の味とそこまでかけ離れていたのです。

 それから2年の間、悩みながら工夫を重ねました。駆け出しの頃の麺学校での先輩方の「国産小麦はうどんに向かない」という言葉が、あらためて重くのしかかってきたときもありました。

 でも、糸口が見つかりました。

 


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 明後日の日曜日27日、第75回目の備前福岡の市です。一文字では、新商品の

  「肉うどんかも」

を販売します。備前福岡の市限定の新商品です。

 皆さん、「肉うどん」、ご存じですよね。一文字うどんでは、五穀鴨をお気軽に食べていただけたらとの想いから、肉うどんを作りました。名付けて、

  「肉うどんかも」

 うどんは、地元備前福岡産の「ふくほのか小麦」を店頭の石臼で自家製粉した小麦粉100%の新・地うどん、肉は、地元の五穀合鴨農法研究会の農家の皆さんが、五穀をエサに育てた、五穀鴨肉100%です。

 「これかも?」という臭みのなくて味わい深い五穀鴨をお楽しみいただけます。
当日は、お試し価格で販売いたします。

 備前福岡の市は、午前8時から11時まで、瀬戸内市長船町福岡 一文字うどん北側広場で開催します。詳しくは、チラシをご覧ください。 

 


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 石臼製粉のしらさぎうどんが世に出てから、「クロワッサン」や「毎日新聞」などの全国誌紙、テレビ東京系列の「土曜スペシャル」などで、取り上げていただきました。一文字うどん店にも、週末には関西方面からの車が駐車場に並ぶようにもなりました。

 その一方、石臼とのつきあいが10年になろうというのに、私にとって石臼は、相変わらず「ブラックボックス」でした。小麦を一番上のホッパーに入れて、投入量を確認し、スイッチを入れます。停止後、挽けた小麦粉でうどんをうちます。季節の変化や、その日の天候、温度、湿度などにより、茹で上がったうどんは、毎回違います。
 「これが自然のうどん」と思い、それ以上は深く追求しませんでした。

 2年程度に1回、石臼の目立てをしてもらいます。千葉県松戸市にある、メーカーの日高製粉機製作所より、毎回決まった石臼職人さんが来てくれます。その方にこの話をすると、「石臼はデリケートだからね」と一言。「???。石臼がデリケート???」私には、意味不明でした。でも、もし石臼がデリケートなら、私はそのような使い方をしているのだろうかと、自問しました。


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 1997年9月9日、現在の石臼製粉機を導入しました。その前の一年間は、県北の製粉屋さんに製粉(ロール式製粉機)をお願いしていましたが、自家製粉を目指し、一文字店頭に設置しました。
 「何だこのコシは!」石臼挽きのしらさぎ小麦粉のうどんを食べたときの、私の第一声です。ロール式製粉では、どうしても出せなかったうどんの「コシ」が、驚くほど出ていました。実際のところ、それまでのしらさぎうどんは、ゆで時間を従来のうどんより1割ほど短くしていました。そんな工夫は、もう必要なくなりました。

 石臼の力、それは製粉後の粉の状態にあるようです。写真は、石臼製粉したそば粉の顕微鏡写真です。粒が丸みを帯びているのが分かります。


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 これは、今から10数年前の麺作りの研修会で、諸先輩方から伺った言葉です。当時の業界の「常識」であったようです。同時に、「輸入小麦を使い始めた頃は、輸入小麦でいかに美味しいうどんを作るかの研修会が盛んだった」ともいわれていました。
 つまり、かつては、国産小麦で美味しいうどんが作れていたわけではないでしょうか。

 95年の秋に、しらさぎ小麦の種を私の田んぼにまいて、翌年6月収穫できました。でも、小麦の状態では、うどんになりません。近所のお年寄りに、「どこか製粉してくれるところはありませんか?」と尋ねると、すぐに近辺の何ヶ所かの粉屋さんを紹介してくれました。訪ねてみると、「もう20、30年以上前にやめました」というところばかりでした。かつての、農家が小麦を作り、近所の粉屋さんに持ち込み、うどん玉や小麦粉に変えてもらったという、「小麦の地場流通」の時代は、遠い昔になっていました。

 結局、四国まで探し回って、小麦を粉にできたのは、半年後の10月のことでした。
1996年10月3日、日本のうどん、しらさぎうどんの誕生です。


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 1997年9月9日、一文字うどん店に初めて石臼が設置されました。日本のうどん、地うどん作りの始まりでした。
 あれから15年目の2012年4月27日、2台目の石臼を発注しました。受注生産のため、およそ2ヶ月後の6月下旬には設置予定です。

 2台目は、新・地うどん作りに対応したものです。品質の更なる安定とより多くのお客様に食べていただく体制作りです。石臼製粉技術を駆使した、特色ある小麦粉の注文にも対応できるようになります。

 この計画は、2月末に認定された農水省の「総合化事業計画」に基づくものです。
1台目に続き今回もお願いしている日高製粉機製作所さんには、新・地うどん作り用の製粉技術を盛り込んだ石臼製作に全面的にご協力いただいています。

 この15年間で、一文字うどんの石臼技術はどのように進化を遂げてきたか?
【一文字石臼物語】の始まりです。    (続く)


 2月29日、農林水産省の平成23年度第3回総合化事業計画認定を受けることができました。テーマは、『「ふくほのか小麦」と「五穀鴨 」を活用した新商品開発及び販売事業』です。

 最大のテーマは、「新・地うどん」です。2009年8月より導入した、たぶん国内初となるふくほのか小麦の「セルフ地うどん」を、地うどんの特長を活かしながら、現代的なうどんに再構築することです。
 すでに、昨年10月より店頭にて実証販売していますが、「黒うどんだが美味しい」とご好評いただいています(私は、「黒うどんだから美味しい」と思っていますが)。

 今回の事業認定を元に、さらに完成させていきます。ぜひ一度お試しください。
お待ちしています。


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 今年は、一文字うどんが小麦の石臼製粉を始めて、15年目に当たります。

 石臼製粉を始めて一番よかったと思うことは、地元産小麦100%の地うどんが普通に作れるようになったことです。
 石臼製粉を始めた頃は、地うどんが作れたということだけで、舞い上がっていました。夢が叶ったと。
 その後、2009年8月より、セルフうどん用の小麦粉も、地元産のふくほのか小麦を石臼製粉して使うようになり、おそらく国内初と思われるセルフうどん用地うどんを発売しました。
 しかしここで、一つの壁にぶつかりました。それは、一般的にセルフうどん用に使われている現代的なうどんと、セルフ地うどんとの味のギャップです。これを、「輸入小麦と国産小麦のグルテンの差だ」というのは簡単ですが、これでは、輸入小麦が入ってくる前の日本のうどんはなにだったのかということになります。

 カギは、石臼製粉にありました。石臼製粉のやり方を変えることで、地うどんの特徴を持ちながらも現代的なうどんができつつあります。名付けて「新・地うどん」。

 新年は、1月6日(金)より通常営業ですので、ぜひ、お試しください。お待ちしています。


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 本日10月13日(木)、名古屋市の向陽高校2年生が、研修旅行の分散研修で手打ちうどん体験にこられました。午前中2班17名、午後1班8名です。
 自家栽培・自家石臼製粉のしらさぎ小麦粉を使って、「こね・菊もみ・手打ち・包丁切り」と手打ちうどんを作りました。
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 今回は、備前福岡の市で限定販売している「大吟醸」うどん用の特別なしらさぎ小麦粉(石臼製粉歩留まり10%)を使ってつくりました。非常にデリケートな粉で、内心心配していたのですが、皆さんのうまくつくられていました。
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 向陽高校の皆さん、お疲れ様でした。また機会がありましたら、ぜひお立ち寄り下さいね。


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 9月末に、約2年ぶりに石臼の目立てをしていただきました。毎回おなじみの職人さんが、千葉県松戸市のメーカーより来てくれます。
 一文字で石臼製粉を始めたのは、1997年9月です。この間、石臼の持つ奥深さに驚かされ続けています。それでも最初の10年くらいは、「石臼は本当にデリケートなんです」という職人さんの言葉の意味が分からず、ただただ「ブラックボックス」的な存在でした。やっと最近になって、石臼製粉のやり方で、こちらの希望するうどんが作り出せるということが分かってきました。

 今回の目立てを機に、製粉のやり方と、その組み合わせを変えて、6種類の小麦粉を作り、それぞれでうどんを作り食べ比べていただきました。同じしらさぎ小麦でも、製粉のやり方を変えるだけで、こんなにも違ったうどんが出来ることに、改めて驚きました。石臼職人さんと、意見交換する中で、石臼の「ロジック」をより深く理解することが出来、今後のうどん作りに大いに参考になりました。

 現在、一文字うどんでは、セルフメニュー用に地元産「ふくほのか小麦」、オーダーうどん用に同じく「ふくほのか小麦」と自家無農薬栽培「しらさぎ小麦」を使用しています。地元産小麦の魅力を、石臼製粉の力で最大限引き出した、一文字うどんをぜひお召し上がり下さい。

 なお、石臼の研究から生まれた特別な限定うどん(名付けて『大吟醸』うどん)を、備前福岡の市(毎月第4日曜日開催)に出店しています。石臼製粉歩留まり約10%のしらさぎ小麦粉使用、透明感のある「しっかりもっちりうどん」です。詳しくは、こちらのちらしをご参照下さい。


店頭の小麦

2011年06月03日

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 先日より、一文字入り口に鉢植えの小麦を並べています。田んぼからとってきた委託栽培の「ふくほのか小麦」と自家無農薬栽培の「しらさぎ小麦」です。ふくほのか小麦の方が早く色づいていて、違いがよく分かります。

 今月中旬には、どちらも刈り取り予定です。しらさぎ小麦の方は、昨年産の小麦が終了し、現在収穫待ちです。しらさぎ小麦うどんのお客様には、ずいぶんお待ちいただいております。ご迷惑をおかけしていますが、もうしばらくお待ち願います。
 今月末までには、新小麦うどんとして店に出せると思います。

 週間天気予報をにらみながら、やきもきしている今日この頃です。


何とか無事でした

2011年05月30日

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 台風2号による大雨で、小麦が倒れないか心配していましたが、一部で傾いたところがあるものの、何とか無事でした。6月10日頃の刈り取りまで、この調子で頑張ってほしいと思います。
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 近所の麦を作っていない田んぼは、完全に水田になっていました。


雨の中の麦秋

2011年05月29日

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 毎年迎える麦秋風景です。写真は、一文字うどんに使用する「ふくほのか小麦」です。地元農家に委託して、2ヘクタール栽培してもらっています。まだ青いですが、6月10日前後の刈り取りに向けて、急速に色づいていきます。
 遠方に白っぽく見えるのは、ビール麦です。こちらの方が早くて、5月31日より、刈り取りが始まります。このあたりは、ビール麦が主体のため、美しい麦秋風景が広がっています。

 でも、今年は梅雨入りが早くて、台風の影響もあり雨が降り続いています。すでに倒れたビール麦の田んぼもあり、心配しています。これ以上被害が広がらないことを祈るのみです。


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 「ここで何しているの?」というご質問にお答えします。
「ここで、地元産小麦を石臼製粉しています。」

 一文字うどんでは、1996年10月より、自家無農薬栽培の「しらさぎ小麦」を使い、「しらさぎ小麦のうどん」として店でお出ししています。店頭での石臼製粉は、翌年1997年9月より行っています。
 2009年8月からは、地元農家に委託栽培してもらった「ふくほのか小麦」を同じく店頭の石臼で製粉して、セルフうどん用に使っています。
 つまり、現在では、一文字うどん店のうどんに使用する全ての小麦粉は、この店頭の石臼で製粉しています。平均して、毎日30キロの小麦を石臼製粉しています。

 「地元産小麦を店頭で石臼製粉して作るうどんはどんな味がするの?」と思われる方は、ぜひ一度一文字うどんをお召し上がり下さい。
 価格も、「地元産小麦を店頭で石臼製粉するからできる」セルフうどん一つ玉105円からです。
オーダーうどんもいろいろあります(こちらは420円より)

 では、皆様のお越しお待ちしています。
 


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 五穀鴨メニューの新しい仲間です。

 五穀鴨鴨南蛮うどん 945円(大盛1050円)

 ほかの鴨メニューと比べて、五穀鴨肉の量が2倍になっています。
ぜひ一度お試しください。


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 10月6日(水)、地元の行幸小学校で、手打ちうどん教室を行いました。3年生PTA主催で、親子、先生約150名が参加されました。
 広い食堂でみんな元気にうどんを作りました。私が合鴨農法で育てたしらさぎ小麦を石臼挽きして作った「しらさぎ小麦粉」を使いました。
 「手ごね」==>「菊もみ」==>「手打ち」==>「包丁切り」
して、その場で湯がいていただきました。あちこちから、「おいしい」という声が聞こえてきて、「よかったな」と満足して、帰路につきました。

 こちらの小学校は、食育や地域活動への取り組みを熱心に行われており、備前福岡の市や、田植え体験などで、いろいろとお世話になっています。

 それにしても、PTAパワーは、すごかったです。ぜひ皆さん、ご家庭でも「おにぎり感覚で手打ちうどん」を作ってみて下さい。こちらの、「オンライン手打ちうどん教室」も、参考にして下さい。


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 8月22日(日)第54回備前福岡の市が、午前8時から11時まで、一文字周辺で開催されます。
 今回一文字は、市限定で、店のメニューにはない新うどんを出店します。
名付けて「米粉入りぶっかけ夏うどん」。米粉は、地元産の「アケボノ米」を店頭の石臼で製粉して作りました。小麦粉に何か混ぜるのは今回が初めてですが、驚くほどよく合いました。小麦粉は、地元産の「ふくほのか小麦」です。

 どう合うかというと、「国産小麦粉の持つ弱点をカバーしてくれる」とでも申しましょうか。国産小麦粉使用歴15年の私が言うのも何ですが。

 是非お試しください。そして感想お寄せください。


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 7月1日より、一文字うどん店のすべてのうどんが新小麦に切り替わりました。
地元備前福岡産の、「ふくほのか小麦(セルフうどん・オーダーうどん用)」
「しらさぎ小麦(オーダーうどん用のみ)」です。
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 毎年のことですが、収穫仕立ての「ほやほやのうどん」を「今だけ」お楽しみいただけます。
これから時間の経過と共に、小麦の熟成が進み、うどんの食感・風味も変化していきます。これは、うどん屋泣かせのところですが、うどん屋冥利に尽きるところでもあります。
 どうぞ、うどんの旬をお楽しみください!


2010麦秋

2010年05月31日

 今年は寒さのせいか、例年よりだいぶ遅れましたが、麦秋の季節を迎えました。

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 これは、近所の農家に委託栽培している「ふくほのか小麦」です。だいぶ色づいてきました。全体で2.1ha。すべて一文字で石臼製粉し、そのほとんどが一文字のうどんになります。
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 こちらは、ビール麦です。小麦より早くて、すでに刈り取りが始まっています。
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 私が栽培する「しらさぎ小麦田」で活躍した合鴨(チェリバレー)達です。今は仕事を終えて、休耕田の別荘で、のんびり過ごしています。
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 こちらは、普通合鴨達です。

 6月中旬までには、小麦の刈り取りも終えて、新小麦のうどん作りが始まります。ご期待ください。


しらさぎ小麦順調です

2010年05月11日

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今年のしらさぎ小麦の栽培は、昨年よりは順調に進んでいます。すでに穂も出揃い、花も咲き終わり、これからだんだんと色付いていきます。
今年も合鴨(チェリバレー種)たちが、活躍してくれています。
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今年初めて、五穀配合飼料製造用に、ペレット化の機械を導入しました。
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これが完成した自家配合の「五穀配合飼料」です。
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合鴨たちもよく食べてくれます(お尻を向けて失礼しています)。
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これからだんだんと色付いていきます。刈り取りは、6月10日頃の予定です。
これでまた、おいしいしらさぎ小麦のうどんを作ります。


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通信販売用新商品のご紹介です。従来のしらさぎ小麦の冷凍うどんに続き、ふくほのか小麦の冷凍うどんを販売開始しました。
 地元備前福岡の農家に委託栽培した「ふくほのか小麦」を一文字うどん店頭の石臼で製粉してうどんにしています。自然感いっぱいの小麦色のもっちりうどんです。
 1人前200gの冷凍麺と、300gのストレートだしが付いて、6人前1,575円(税込、送料別)と大変お得になっています。
 ご購入は、こちらからどうぞ


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 一文字うどんの新メニュー紹介です。
 「小麦の違い食べ比べ ざるうどんセット」
   地元産「ふくほのか小麦」VS自家無農薬栽培「しらさぎ小麦」
     並 840円  大盛 1050円

 「一文字うどんに使用している2種類の小麦を一度に食べ比べたい」
というご要望にお応えしたメニューです。
 写真のきざみ海苔がのっている方が「ふくほのか小麦のうどん」、もっちりとした食感が自慢です。地元農家藤沢美芳さんに委託栽培していただいています。
何ものっていない方が「しらさぎ小麦のうどん」、独特のしっかりとしたコシの強さと風味が自慢の特別なうどんです。1996年以来、店主自ら無農薬で自家栽培しています。
どちらの小麦も、一文字店頭の石臼で毎日一粒丸ごと製粉して小麦粉にしています。とても自然な感じのうどんに仕上がっているのは、このためです。ご注文は、オーダーメニューと同じく、レジでご注文ください。出来立てをお届けするため、15分少々お時間をいただきますが、お席までお運びいたします。


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 一文字うどんの、「蘊蓄(うんちく)」について、Q&A形式でお話させていただきます。一文字うどんの宣伝です。

 その1:なぜ一文字のうどんは、麺の色が黒っぽいのですか?

 アンサー:色が黒っぽいのが、一文字うどんのおいしさの秘密です。
 
 一文字うどんの小麦粉は、全て店頭(入口に入る左側)にある石臼で毎日製粉しています。石臼で製粉するということは、小麦の粒を丸ごと挽くということです。それを篩に通して小麦粉を選別するのです。一粒丸ごと挽いてしまうため、細かくなった表皮の部分も一部は、篩を通って小麦粉に混ざります。この小麦粉でうどんを作ると、麺の色が黒っぽくなるのです。
 果物でもそうですが、一般に栄養価や風味は表皮やそれに近い部分に多くあります。「一文字うどんは、小麦の風味がする」といわれるのは、このためです。

 ぜひ一度、お試し下さい。


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 本日朝一番の常連のお客さんが、食べて帰られる時に「今日のうどんは、色がくれえが(黒いが)」といわれました。「先日石臼の目立てをしたんで、粉が良く挽けて色が濃くなっとんです」と説明すると、納得したご様子でした。

 これまで、セルフうどんとして食べていただくので、やや軽めのうどんを追求していたのですが、石臼の目立てによって予想以上の濃厚なうどんができてきました。でも、この方がお客さんには好評のようです。

 これから目立て後の石臼の特性にも慣れてくるので、いろいろとやってみながら、一番おいしいうどんに仕上げていきたいです。

 「地元小麦石臼製粉うどん」、ぜひ一度お試し下さい。


石臼の目立て

2009年10月07日

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定休日を利用して、石臼の目立てをやってもらいました。一文字の石臼は、千葉県松戸市にある「日高製粉機製作所」製です。そこの工場より目立て職人の方に来てもらいました。

一文字の石臼は、平成9年9月に導入しました。以来、自家無農薬栽培のしらさぎ小麦を製粉して、しらさぎ小麦のうどんを作っています。今年8月からは、地元で委託栽培してもらった、ふくほのか小麦を石臼製粉し、一文字のセルフうどん用もすべて自家石臼製粉に切り替えています。

だから、一文字の石臼はフル稼働。通常、2から3年に一度行ってもらう目立てですが、今回は特に念入りにしてもらいました。
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いつも来てくれている石臼職人さんとの話は、非常に刺激的です。何でも、石にはそれぞれ個性があるそうです。一文字の現在の挽く量は、石臼の能力をはるかに超えているそうです。それでも問題なく挽けているのは、今の石臼が一文字の使い方にうまくマッチしているからではないかとのことでした。私としては、11年かけてやっと石臼を手名付けた想いです。

毎日、店頭で石臼引きの一文字うどん、ぜひお試し下さい。きっと違いが分かるはずで
はずです。

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目立ての終わった、石臼です。
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これが、目立て用のハンマーです。


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 昨日(10月4日)の日曜日の朝9時半より2時間ほど、久々の手打うどん教室を開催しました。倉敷市から、2人の方が参加されました。 
 今回は、今年初めての新しらさぎ小麦を使いました。6月収穫からしばらく寝かせていたとはいえ、やはり新小麦はほやほや感がなんともいえぬほど気持ちいいです。

 今回のお二人は、食に対する関心の高い方のようで、私の「うんちく話」にもついつい力が入りました。完成したうどんは、久々の「極太うどん」もありましたが、お味の方は満足していただけたようです。ぜひまた、おうちでも挑戦してみてください。

 一文字の手打うどん教室は、ご希望が合えば、随時開催しています。しらさぎ小麦粉で、こね・足踏み・菊もみ・手打・包丁切りとやっていき、出来たうどんをその場で試食していただきます。残ったものは、お持ち帰りいただきます。参加費は、お1人(1組)1575円です。
 お気軽にこちらまでお問合せ下さい。


旬な食材

2009年10月04日

 
 一文字の天ぷらは、その季節にあった旬な食材を提供しています。
今、店頭にでている旬な天ぷらの一つはこれです!
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にんじん葉です。なかなか珍しいものなので食べてみてください。
オススメは、うどんのだしにつけるよりそのままパリパリとどうぞ。

 そして今のどどめせ定食(しらさぎ小麦)は、こうなっています。
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 地元の旬な食材を一文字を通して、発信していきます。


自然なうどん?!

2009年08月25日

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 セルフ用うどんを、ふくほのか小麦のうどんに全面的に切り替えて1ヶ月が経過しようとしていますが、いろんな発見が続いています。それはどうも、製粉方法の違いに起因することも大きいようです。
 一文字の場合、店頭の石臼製粉機で毎日製粉しています。大手製粉会社さんの製粉と違い、小麦丸々一粒を石臼で挽いて、127メッシュの篩で選別します。そうすると、石臼製粉特有の粒のばらつきができたり、当然粉の中に種皮(ふすま)もより多く含まれます。それを、手打麺式の低速ミキサーでこねて生地を作り、足踏みのあと、団子にして寝かせ、適時麺機で伸ばして切って茹で上げます。その間に使用する材料は、小麦粉のほかは、地元の錦海ソルト産のミネラル塩「昔塩」と、吉井川と並行して流れる地下水を利用した瀬戸内市長船町の水道水だけです。もちろん茹でがまのお湯も同じです。

 そうすると、自然なうどんが作れます。おかしな話ですが、自然なうどんと、そうでないうどんがあるんだということを、うどん屋を継いで16年目にして改めて実感しました。

 13年前から、自家無農薬栽培のしらさぎ小麦を店頭で石臼製粉して、手ごね、手打で作るしらさぎ小麦のうどん(こちらは、セルフうどんではありません)は、特別なうどんで、こちらは従来どおりレジにご注文下さい。


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本日より、一文字うどんのセルフ用うどんの小麦が変わりました。従来の国産小麦粉から、委託栽培の地元備前福岡産の「ふくほのか小麦」100%に変わりました。製粉も、すべて店頭の石臼で製粉しています。

 従来からの「しらさぎ小麦のうどん」は、これまでどおり自家無農薬栽培のしらさぎ小麦粉100%でお出ししています。

 セルフうどんは、ふくほのか小麦のみ、オーダーうどんは、今回より「ふくほのか小麦」「しらさぎ小麦」どちらか選べるようになりました。だから、メニューも2倍に。

 ふくほのか小麦のうどんは、うす小麦色でもっちり感の強いうどんです。食べるとなぜか幸せな感じになるうどんです。もちろん、店主の個人的感想ですが。

 今日は、初日で、かなり緊張して作ったせいか、かなり疲れました。また明日から頑張ります。ぜひ一度お試し下さい。おいしいですよ。


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 7月14日(火)、牛窓町公民館調理室を会場に、手打うどん教室が開催されました。牛窓町内の3つの幼稚園のPTA合同の「家庭教育学級」の企画で、25名のお母さん方が参加されました。

 一文字うどん店より持参したしらさぎ小麦粉を使い、こね・菊もみ・手打・包丁切りして麺を作り、その場で湯がして試食しました。自分で打ったうどんは、やはり格別の味だったようで、「おいしい」と喜んでいただけました。これを機にぜひとも「我家の手打うどん」を作ってください。

 なお、今回の企画は、備前福岡の市圏地産地消推進協議会の推進する「食育連携メニュー」の中から選択していただきました。

 ご参加に皆様、お疲れ様でした。


試食会

2009年05月22日

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 今日、スタッフ一同でセルフうどんと、しらさぎ小麦のうどんの食べ比べをしました。
スタッフそれぞれがお客さまに対して、自分の言葉で一文字の良さを伝えなくてはいけないと思っています。

 セルフのうどんと、しらさぎ小麦のうどんをざるにして並べて食べ比べました。
 


研修会

2009年04月02日

 火曜日にお店を少し早く閉め、一文字スタッフみんなで研修会をしました。

夜にわざわざ来ていただいたお客さますいませんでした。

スタッフ全員でこれからの一文字について熱く熱く語り合いました。

というわけで今年のスローガンは!

「パッション」

に決定いたしました!

スタッフ一同今の仕事により情熱を注いでいきたいと思います。

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今治からの視察

2009年03月30日

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今日はわざわざ愛媛県今治市から愛媛有機農業研究会、JA今治立花有機農業研究会の方々がしらさぎ小麦田を視察に来られました。
皆さんも今秋から小麦田での合鴨農法を検討中で、私としては同じ志の人が増えとても勇気づけられました。これからも消費者の方に安心で安全な食材を一文字を通じて提供していきたいと改めて思いました。

今後とも愛媛有機農業研究会、JA今治立花有機農業研究会の方々と意見交換していき、改善していきたいです。



しらさぎ小麦粉

2009年03月28日

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 今日から明日まで邑上橋の河川敷で「ドッグショー」があるそうです。

時間がある方はぜひ行ってみてください。

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 これはしらさぎ小麦を一文字の石臼を使って製粉して作ったしらさぎ小麦粉です。
こちらは、通信販売もしています。ご利用下さい。

明日は今日新発売されたシフォンケーキの紅茶味を紹介します。


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こんにちわ。
最近また風が冷たくなり鴨達は寄り添いあって寒さを凌いでます。

 さて、今日はしらさぎ小麦を使った商品を紹介させていただきます。

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一文字しらさぎ小麦のシフォンケーキ 235円(税込み)

 材料は
  しらさぎ小麦粉100%
  コケッコ広場の卵
  種子島の洗双糖(鹿北製油)
  非遺伝子組替えの菜種油(鹿北製油)
です。
 一文字店頭の「福の市」並びに毎月第4日曜日「備前福岡の市」のみの販売です。
ぜひ一度お試し下さい。

 続きは明日。
 


日本初の試み!

2009年03月25日

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今日無事に合鴨(チェリバリー)をしらさぎ小麦田に39羽放鳥することができました。

小麦も鴨にもすくすくと育ってもらいたいです。
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OHKの方がわざわざ取材にきてくださいました。
しかも!滅多に見れないOHくんカーで!
アレスケくんもお待ちしています(笑)
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 明日はしらさぎ小麦粉を使った商品を紹介したいと思います。


 久々に手打うどん教室を開催します。2月24日(火)午後3時から5時。参加費1組1575円です。お申し込みは、こちらまでどうぞ。

 自家無農薬栽培、自家石臼製粉のしらさぎ小麦粉を使い、手ごね・足踏み・菊もみ・手打・包丁切りして茹でて試食していただきます。1組が、2名以上の場合、試食代として2人目様よりお一人105円いただきます。しらさぎ小麦粉は、300グラム189円で、販売もしていますので、ご利用下さい。

 お申し込み、お問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ。

 


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 10月30日(木)、稲刈りを行いました。11月5日(水)には、しらさぎ小麦の種まきも無事終了。例年より10日ほど早く蒔きました。

 今年の稲刈りは、息子と二人でできたので、1日で終えることができました。昨日初めて新米をいただいたのですが、ほかほか感は、新米ならのもの、おいしかったです。

 しらさぎ小麦の栽培では、今春初めて合鴨農法を試験的に導入したのですが、来春には本格的に合鴨農法を活用しようと思っています。ポイントは、雨対策。そのため小屋を改良する予定です。
 この一文字歳時記を使って、経過を報告できればと思っています。乞うご期待。


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10月16日(木)、名古屋市立向陽高等学校の2年生24名が、一文字うどん店で手打うどん作りに挑戦されました。学校の研修旅行の体験研修の一環で、午前と午後に分かれて行いました。
 はじめに、地元備前福岡の歴史の話と、うどんと小麦の説明をし、その後塩水と自家栽培自家石臼製粉のしらさぎ小麦粉の味見をしていただき、いよいようどん作り。
 手ごね・菊もみ・手打・包丁切りした後、テーブルごとに茹で上げて、試食していただきました。
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 初めての方がほとんどでしたが、皆さん非常に熱心に、また丁寧に取り組まれ、なかなかのうどんが出来上がりました。

 昨日、参加いただいた皆さんからお礼の手紙をいただきました。少しはお役に立てたようで、私もうれしくなりました。「麺、だし汁、天ぷらと完璧でした!」とのお褒めの言葉もいただきました。
 
 ご参加に皆さん、お疲れ様でした。こちらにお越しの節は、ぜひお立ち寄り下さい。お待ちしています。


ラジオ出演のお知らせ

2008年09月25日

 今月の27日(土)RSKラジオ「びんびんサタデー」に午前11時10分頃より、出演します。「元気かい!商工会」という瀬戸内市商工会提供のコーナーで、備前福岡の市と一文字うどんを紹介します。
 ちょうど翌日28日(日)が、第31回備前福岡の市開催なので、しっかり宣伝させていただきます。皆さん、ぜひお聞き下さい。


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 昨日(7月11日)、OHKの人気番組「ニョッキン7」で、一文字うどん店の「新旧小麦うどん食べ比べセット」と「長船鴨ライスバーガー」を、紹介していただきました。レポーターで天童よしみさんが来てくださいました。天童さんは、大変親しみやすい、素敵な方でした。
 本日より、番組出演を記念して、「お持ち帰り用」に「新旧小麦うどん冷凍生うどんセット」を発売しました。店でお出ししている「新旧小麦うどん食べ比べセット」の大盛(3つ玉相当)と同じ内容のものを、冷凍生うどんと冷凍ストレートだしにして、セットにしました。価格は、店と同じで1050円です。
 これまで、しらさぎ小麦のうどんの茹で麺でのお持ち帰りは、品質が劣化するためやっていませんでした。これまでの冷凍うどんでは、お取り寄せの場合はクール便でお送りするので問題ないのですが、店からのお持ち帰りは、冷凍うどんがとけてしまい品質が劣化するため、困難でした。冷凍生うどんは、常温解凍が可能で、そのまま茹で上げられますので、安心してお持ち帰りいただけます。
 食べ比べセットと同様、7月末までの限定商品です。

 皆様のご利用お待ちしています。

 なお、ニョッキン7のメインキャスター魚住さんと、記念撮影させていただきました。
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 当一文字うどん店では、25年前の開業以来、セルフうどんの値段は一つ玉100円(税込105円)のままです。
「100円で専門店の味」は、一文字うどん店の大切なコンセプトです。天ぷら・ご飯類につきましても、15年前に一部見直して以来、ずっと据え置いています。

 昨今の、材料費・光熱費等の値上げは、異常です。一文字うどん店でも、値上がりした食材を一部メニューからはずし、地元産の旬の素材を積極的に導入することで、何とか現行価格の維持に努めています。今後とも、お客様のご協力をいただきながら、地産地消をさらに推進して、この値上げの難局を乗り切っていく所存です。よろしくお願いいたします。


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 先月の9日、10日で収穫した新しらさぎ小麦のうどん、「新旧小麦うどん食べ比べセット」として、現在販売中です。ざるうどんでお食べいただいています。
 並(2つ玉分)840円、大盛(3つ玉分)1050円です。お試しやすいように、お手ごろ価格にしています。レジで、ご注文いただき、お席までお持ちします。ご注文後茹で揚げますので15分程度お待ちいただきます。

 新しらさぎ小麦のうどんは、やはり新うどんの特徴が良く出ています。もちもちしたほかほかのうどんです。ただ、この特徴をコンスタントに作り込むのが、結構「腕」がいります。

 ということで、ぜひ一度お試し下さい。7月末までの限定企画です。

 店主


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 今週火曜日(10日)までに、しらさぎ小麦の刈り取りを終了し、トラクターで一通り引き込んだ田んぼの様子です。ここは、「麦畑での合鴨農法」実施田で、周りの電気柵はそそままになっています。通常、刈り取りの前にネットははずすのですが、すぐに稲作での合鴨農法が始まるので、残したままでコンバインで刈り取りました。結構苦労しましたが、何とかできました。

 新しらさぎ小麦は、乾燥も終了し今はホッパーに入れています。来週いっぱい試作を重ね、6月22日の備前福岡の市の、実演販売の場で、新うどんとしてデビューします。
 一文字うどん店では、23日(月)から、「新小麦食べ比べセット」として販売を開始します。どういう内容になるかは、この1週間試作しながら考えます。ご期待下さい。


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本日より、しらさぎ小麦の刈り取りを開始しました。昨年11月に種を撒いた自家栽培の小麦です。農薬と除草剤、化学肥料はいっさい使っていません。
 水曜日は雨のようなので、明日中には刈り取って、田植えの準備をしなければなりません。

 新小麦の新しらさぎ小麦のうどん、もうしばらくお待ち下さい。
(写真は、昨年の刈り取りの様子です)
 

 


しらさぎ小麦の麦秋

2008年06月07日

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 一文字のしらさぎ小麦のうどんに使う、自家栽培のしらさぎ小麦畑です。来週前半には、収穫する予定で?す。天気がもつことを祈っています。

 周りの田んぼは、ビール麦を栽培しており、もう収穫も終わり田植えの準備が進んでいます。見渡しても、田んぼの麦は、私の田んぼだけ。いつもこの時期はあせります。周りの人も、いろいろと心配してくれます。今年は、少し遅れているようですが、さてどうなることやら?運を天任せです。

 収穫したら、すぐに乾燥させて、石臼で挽きます。今だけ限定の、新小麦新うどんを作ります。新旧小麦の食べ比べセットも予定しています。

 ご期待下さい。


休耕田の合鴨たち

2008年06月05日

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 しらさぎ小麦の麦畑での仕事を終えて、休耕田でのんびり過ごす合鴨たちです。来週には、しらさぎ小麦の収穫も始まります。新うどんもまもなくです。

 今年の3月から、国内初の取り組みとなる、小麦畑での合鴨農法も、いよいよ最終段階です。雑草対策は、予想以上の効果があり、また、追肥効果もかなりありました。
 課題は、合鴨の生存率の向上。雨による、体温低下による衰弱死が多くあり、今後の課題です。それでも、最後まで大きくなった合鴨たちは、りっぱになっています。

 まもなく、水田での合鴨農法が始まります。


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 皆さん、「新そば」は良くご存知と思いますが、「新うどん」って、聞いたことがありますか?
試しに、ヤフーで「新うどん」と検索しても、この意味でヒットされるのは一文字うどんのHPくらいです。

 ご存知のとおり、「新そば」は、その年の秋に収穫された秋そばを使ったものを「新そば」といって区別しています。風味も豊かで、よりおいしくいただくことができます。
 この理屈で行けば、「新うどん」は、その年の6月に収穫した新小麦を使って作ったうどんということになります。そしてまもなく小麦の収穫も始まります。でも、「新うどん」という言葉はほとんど聞きませんよね。

 常日頃、疑問に思っていた私は、いろいろと調べました。その結果、その理由は、小麦の性質にあることを突き止めました。ちょっとオーバーですが(笑)。
 「そばとは違って,小麦は寝かせた方が品質が良くなりますから,『新うどん』が無いのは当然」ということのようです。だから、「讃岐の夢2000」も、通常は5月末に収穫して、秋まで寝かせて、それから製粉しているようです。

 それでも皆さん、「新うどん」どんな味か、食べてみたいと思いませんか??実は一文字うどんでは、以前よりこの時期限定で、「新うどん」を作ってお出ししています。確かに柔らかめのうどんにはなるのですが、風味豊かな、この時期ならではの特徴あるうどんになります。

 今年は、「新小麦」の性質をより深く理解できたので、それを踏まえて「新うどん」作りに精を出そうと思います。できれば、「新旧うどん食べ比べセット」も作ってみたいです。

 今後の天候にもよりますが、6月中旬までには、新しらさぎ小麦の収穫もできると思います。遅くても、6月22日の備前福岡の市までには、一文字うどん店にて販売できるようにしたいと考えています。
HP上で、またお知らせしますので、ご期待下さい。

 


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今年3月からはじめた麦畑でのアイガモ農法、あれから2ヶ月が経ちましたが、期待以上に効果が出ています。

 一番心配していた、最強雑草の「ヤエモグラ」は、ほとんど退治してくれています。さらに、発育が遅れていたのですが、追肥効果もかなり利いて、小屋周辺を中心に良くできてきました。
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 アイガモ(チェリバレー種)達も、大きく成長し、今は仕事を終えて、別荘暮らしです。
  ただ、ヒナから、成鳥にまで育った割合は田んぼのアイガモ農法よりもかなり低く、この点では多くの課題を残しました。今後、克服していかなければなりません。

 6月上旬にはしらさぎ小麦も収穫して、おいしいしらさぎ小麦のうどんになります。ご期待下さい。


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 大変お待たせいたしました。昨年ご好評いただきました、五穀鴨の鴨鍋セット、発送開始いたしました。しらさぎ小麦の一文字うどんと、特製ストレートだし付で、4から5人前5250円(税込み、送料別)と大変お得です。
  こちらから入れます。

 今年度は、150セット(約150羽分)限定です。
 ご購入は、こちらからどうぞ。

 育ちの違いが、味に現れています。ぜひ一度お試しください。 店主


 本日は、開店早々に、滋賀県の彦根からご夫婦でお越しいただきました。毎日新聞のコピーをご持参されていました。
 しらさぎ小麦のざるうどんをご注文いただき、少しお話させていただきました。ここ備前福岡が、九州の福岡の名前のルーツであることなどをお話していると、黒田家の出身の黒田村は、滋賀県で、近くにあることなどお教えいただきました。本当にご縁がありました。

 しらさぎ小麦のうどんは、昔食べたうどんの味がする、おいしいと喜んでいただけました。
 苦労の甲斐があるというものです。なお、4日(火)・5日(水)は、定休日(毎週水曜日、第1・3火曜日)で、お休みさせていただきます。


今週末の一文字うどん

2007年09月02日

 毎日新聞に掲載されるということは、すごいことなんだなと、毎日感じています。
 
 今日も開店と同時に、東京からご夫婦のお客様。ちょっと時間もあったので、備前福岡について少し説明させていただきました。その後も県外からたくさんのお客様にお越しいただきました。

 夕方、大阪からご夫婦のお客様。ちょうど、田んぼの鴨に餌をやりに行く時間だったので、一緒にご案内させていただきました。自然に近い状態で、のびのび育っているのに、感心されていました。

 しらさぎ小麦の一文字うどん、石臼製粉機の製粉具合もちょうどよくて、味わい深いいいうどんができています。ぜひ一度、ご賞味下さい。お待ちしています。


 毎年この時期は、更新なかなかできず、ご迷惑をおかけしています。

 5月下旬の苗代の準備から始まり、しらさぎ小麦の刈り取り、乾燥、袋詰め。田植えの準備、田植え、アイガモ農法のネット張り、雛の受け入れ、餌やり、ひえ抜き、後片付けなどなど、今までと比べて数段忙しくなります。
 そのため、更新が遅くなり申し訳ありませんと、毎年言い訳しております。

 実は、これと並行して、一文字うどん店のほうでは、1年で一番価値のある、まさに一文字うどん店でしかできない(?)、出来事が進行しています。
 それが、新そばならぬ新うどん。今年は6月18日(月)より、密かに(本当に密かに)新しらさぎ小麦のうどんを提供させていただいています。

 新うどんはどんな味?まだ生まれたばかりで、どこか頼りないけど、ふわふわして甘ーい味。毎年、この時期しか味わえない、楽しみな味です。今年も元気に実ってくれたしらさぎ小麦に感謝です。

 お知らせが遅くなり、本当に申し訳ありません。8月いっぱいは、まだまだ新うどんとしてご提供しますので、この機会にぜひしらさぎ小麦のうどんをお試し下さい。お待ちしています。

 


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 一文字うどんの材料となるしらさぎ小麦の麦秋風景です。奥に白く見えるのは、ビール麦で、まもなく刈り取りです。私のしらさぎ小麦は、やっと穂に色が付き始めたくらいで、刈り取りは来月の上旬です。

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 刈り取り次第、新そばならぬ、「新うどん」を打ちますので、皆さんお楽しみに!


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 今週の土曜日、午後3時から5時までの予定で、手打ちうどん教室を開催します。石臼で挽き立てのしらさぎ小麦粉を使い、手ごねから包丁切りまで一連の工程をお教えします。あなたも地粉うどん作りに挑戦されませんか。

 参加費は、1組(1セット)1575円です。要予約ですので、こちらまでお申し込み願います。
人数の多い場合は、先着順とさせていただきます。

 なお、当方の手打うどん教室は、「ご家庭で手軽に手打ちうどん」をモットーに行っています。プロを目指す方は対象にしておりません。念のため(笑)


京都からのお客様

2007年02月16日

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 本日、京都から一文字うどんを食べにお二人連れのお客様が、わざわざお越しくださいました。一文字の載っている「そばうどん36号」をご覧になり、一文字のHPも見ていただいてのご来店でした。お客様のご期待に添えれるよう、私もわくわくしながら打ちました。

 しらさぎ小麦の一文字うどんのかけとざるをそれぞれお食べいただき、その後少しお話させていただきました。「小麦を石臼で挽いたうどんがどういう味か一度味わいたかった」とのこと、「もっとざらざらしているかと思った」そうです。でも、「味が濃いうどん」「他にはないまったく違うタイプのうどん」との評価をいただきました。

 その後、おいしいうどんについていろいろとうんちくをお教えいただき、私自身大変勉強になりました。
これからも、風味豊かなおいしい地粉のうどん作りに精進しますので、また是非お立ち寄りください。
 今日はありがとうございました。

  


手打うどん教室

2007年02月12日

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 2月10日(土)、久々に手打うどん教室を開催しました。今回は、岡山市内からお二人の方が参加してくださいました。山陽新聞のレディアで、昨年「紙上手打うどん教室」をさせていただいた記事を見られての参加でした。
 挽き立ての地元産小麦粉でこねるところから作りました。終了後自作のうどんを試食をしていただくわけですが、今回の出来は、かなり玄人受けするうどんでした。この出来には、私も参りました、はい。

 翌日には、小麦粉を買いにお越しいただきました。本当に熱心な生徒さんでした。家での出来栄えなどまたお教えいただければ幸いです。頑張ってください。

 手打うどん教室は、日曜祝日以外でしたら、随時お受けしています。日程につきましてはご相談させていただきます。お一人(1組)1575円(試食付)です。お申し込みは、こちらまで

 なお、オンライン手打うどん教室は、常時こちらで開催中です


楽しかった麦踏体験

2007年02月06日

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 2月3日(土)、麦踏を行いました。これは、親子田んぼと食べるもん学校の、番外編として行ったものです。親子で7名の方が参加され、しらさぎ小麦を栽培中の1反5世の田んぼをみんなで踏みました。
最初、人数が少なかったので最後までできるかなと心配していたのですが、皆さん頑張ってくれて、うまくできました。

 最近は、このような形での麦踏はほとんど行われていませんが、私のこの田んぼではここ数年毎年やっていて、それなりの効果も見られます。この田んぼは、田越でないとトラクターが入れないため、人力だけが頼りです。

 その後、近くの畑で、焚き火をして焼き芋を作ってみんなで食べました。なかなかスローな半日でした。

 参加者の皆さん、お疲れ様でした。



 先週と今週の定休日(水曜日)を使って、だいぶ大きくなったしらさぎ小麦の上に、もみがらをまきました。これは、もみがらで土を覆うことで、雑草の発育を抑えるためです。
 昨年から、やっているのですが、一定の効果はあります。ただ、昨年はもみがらの量が少なくて、薄くしかまけなかったもので、今年は近所の農家の援助を受けて、たくさんまきました。

 トラクターの後ろに、大型のまき機をつけて落としていきます。大量に入れるとかなりの重さになり、前輪が浮き上がりそうになるのは、怖かったです(笑)。全部まき終わるには、何日かかかりそうです。



 親子田んぼと食べるもん学校の今年度最後の企画です。2月3日(土)午後3時から5時まで、長船町福岡の田んぼで、しらさぎ小麦の麦踏体験を行います。みんなで麦踏したあと、近くの畑で焚き火をして焼き芋を作って食べます。
 参加ご希望の方は、こちらまで
 なお、19年度親子田んぼと食べるもん学校の参加者も同時に募集しています。お問い合わせ・お申し込みはこちらまで
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 一文字うどんの、隠れたヒット商品が今注目を浴びています。昨年12月の柴田書店さんの「そばうどん36号」で紹介されたり、今年の元旦には全国のFM36局がネットワークして作ってるHP「Reco」の「日本全国『麺』セレクション」で岡山県代表(FM岡山片山美紀さんご推奨)として紹介されたりで、今あらためて注目を浴びています。
 それが、「地粉うどん食べ比べセット(1200円」です。特別に団子から作りますので、最低半日前には予約が必要ですが。

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 このセットは、3種類の小麦粉から用意します。私が無農薬で自家栽培・自家石臼製粉した「しらさぎ小麦粉」、地元農家に委託栽培し自家石臼製粉した「ふくさやか小麦粉」、そしてセルフ用のうどんに使用している市販の国産小麦粉(チクゴイズミ小麦とホクシン小麦のブレンド)と自家ふくさやか小麦粉の自家調合小麦粉の3種類です。

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 これらを使って、ご予約分の団子を作って寝かせます。

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 それを麺棒で伸ばしていきます。

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 それを麺線に切っていきます。

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 茹で上げて、ざるうどんにして召し上がっていただきます。1セット1200円(写真は1セット分)ですが、セルフうどんの玉に換算すれば、4,5玉分あります。薬味も2人前付いています。結構お得ですよ!

 地元産の小麦で作る「地粉うどん食べ比べセット」は、うどん屋にできる最高の食文化の提供ではないかと私は考えています。
 ぜひ一度お試しくださいませ。


しらさぎ小麦順調です

2006年12月06日


 しらさぎ小麦種まき後3週間の様子です。今年は暖かく雨の適当に降るので今のところ順調に発育しています。ただ、この条件は雑草も同じで、順調に発育中です。雑草対策急がなければ・・・

 これは、種まき後2週間目の様子です。違いがお分かりでしょうか?


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 今日、残りの田んぼにしらさぎ小麦の種をまきました。これで、6反3世の田んぼ全てに蒔き終りました。これから来年の6月までの7ヶ月間、秋冬春夏と4つの季節を越えてしらさぎ小麦は育っていきます。さて、どんな小麦になってくれるでしょうか、今から楽しみです。随時途中経過をお知らせしますので、お楽しみに!

 ちなみに今年6月収穫のしらさぎ小麦は、豊作でした。粒もきれいによく肥えていて、もちもち感のあるおいしいうどんになりました。

 しらさぎ小麦の一文字うどん、ぜひ一度ご賞味ください。

 


しらさぎ小麦の種まき

2006年11月15日

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 昨日から明日まで、地元の中学生3人が、「チャレンジワーク」で一文字に職場体験に来てくれています。今日は、店が定休日のため、3人に手伝ってもらいしらさぎ小麦の種まきをしました。

 稲刈りのあとの田んぼをトラクターでひき、完熟鶏糞を元肥に散布し、トラクターに播種機をつけて種を蒔きました。今日一日で、半分終わりました。

 中学生3人も、しっかり頑張ってくれました。皆さん、お疲れ様でした。


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 11月23日(木)、手打うどん教室を開催します。詳細は、下記の通りです。

 日時:11月23日(木)午後3時から5時
 場所:こだわりうどん一文字  奥の座敷
 参加費:1組1575円但し、1組2名以上の場合、お一人に付き試食代105円
 募集:5組程度

 ただ今、参加者募集中です。お気軽にどうぞ。

 お申し込みは、こちらまで。お問い合わせ歓迎。
 


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 一文字では、オンライン手打うどん教室を行っています。メールでご質問いただければ
お答えしていますので、どうぞご利用ください。なお、込み合っている場合は、ご返事が
遅くなる場合がありますので、ご了承願います。

  HPは、こちらです

メールはこちらまで

 また、一文字うどん店内にて、手打うどん教室も行っています。
一組(4名様程度まで) 1575円で、試食代として、一組が1名以上の場合、
他の方は105円いただきます。
 一週間前までにご予約ください。時間は、2時間程度です。
 自家製小麦粉で作るうどんは、格別ですよ。

 お申し込みは、こちらまで。 



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 しらさぎ小麦の一文字うどん誕生10周年を記念して、プレゼント実施中です。
一文字にて、しらさぎ小麦の一文字うどんをご注文のお客様に、自家製ふくさやか小麦粉うどん
1人前分を、毎日先着10名様に、差し上げています。レシピも付いていますので、この機会に手打うどんに挑戦してみては
いかがでしょうか!

 今日も、広島からご夫婦でお越しのお客様が、1人前では足らないということで、1.2キロ小麦粉を
お買い上げいただきました。
 ふくさやか小麦粉は、300グラム120円で、福の市にて販売中です。もし足らなければどうぞ!

 「うどんを注文して、うどんの材料がもらえるとは、うれしいわ!」とは、昨日のお客様。
この企画、一文字ならではと思っていますので、この機会の是非一文字うどんお試しください。

 お待ちしています。