「地産地消」
みんなでつくる地域の味。
1993年8月、二代目の店主が、この仕事を初めて以来、
「地元の味は地元の食材で」と、地産地消を続けてきました。
2014年度には、顔の見える生産・加工業者からの食材の購入が30.2%。
地元・瀬戸内市の食材だと48.1%と約半数を占めるに至りました。
これらは、一文字のうどん、天ぷら、ご飯などの材料となっています。
うどんを通して旬のおいしさを安心していただける地元素材にこだわっています。
また、毎月第4日曜日の定期朝市「備前福岡の市」を開催しています。
一文字うどんのうどんづくりを通して出会った生産加工業者たちに出店していただき、
地元の食材や美味しいもの、文化を伝えています。
中世商都の賑わいを昔から今に蘇らせたいと、この朝市も百回以上続いています。
「地元に愛されるうどん屋になりたいと願っています」
その輪はますます大きくなっています。最近では、瀬戸内市の学校給食への地場食材利用拡大の動きにもつながっています。
地域の農業や、地域の産業が元気であってこそ継続できる地域の味。
一文字うどんは、この繋がりをこれからも大切にしていきます。