おいしい素材たちです

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 先日、お客様が、「ここのだしは格別じゃあ」と言ってくださいました。

 どちらかといえば、麺よりも、だしの方がほめていただくことの多い当店ですが、実際は、先代より教わったやり方を守っているだけです。開店以来30年の付き合いのあるだしの卸やさんに、この話をすると、「そりゃあ、やり方を変えんでやっとるからじゃ」といわれました。

 あらためて、当店のだしの材料と産地について、確認しましたので、ご報告します。

 ・かつお    鹿児島県枕崎
 ・さば     長崎県
          熊本県天草
 ・うるめ    鳥取県米子
          熊本県天草
 ・めじか    高知県室戸
          愛媛県八幡浜
 ・煮干し    長崎県,
 ・こんぶ    北海道利尻、宗谷 

 うどんを引き立ててくれるだしは、当店の名脇役です。

   


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 本日朝一番の常連のお客さんが、食べて帰られる時に「今日のうどんは、色がくれえが(黒いが)」といわれました。「先日石臼の目立てをしたんで、粉が良く挽けて色が濃くなっとんです」と説明すると、納得したご様子でした。

 これまで、セルフうどんとして食べていただくので、やや軽めのうどんを追求していたのですが、石臼の目立てによって予想以上の濃厚なうどんができてきました。でも、この方がお客さんには好評のようです。

 これから目立て後の石臼の特性にも慣れてくるので、いろいろとやってみながら、一番おいしいうどんに仕上げていきたいです。

 「地元小麦石臼製粉うどん」、ぜひ一度お試し下さい。


旬な食材

2009年10月04日

 
 一文字の天ぷらは、その季節にあった旬な食材を提供しています。
今、店頭にでている旬な天ぷらの一つはこれです!
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にんじん葉です。なかなか珍しいものなので食べてみてください。
オススメは、うどんのだしにつけるよりそのままパリパリとどうぞ。

 そして今のどどめせ定食(しらさぎ小麦)は、こうなっています。
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 地元の旬な食材を一文字を通して、発信していきます。


合鴨の卵

2009年09月14日

田んぼから鴨を引き揚げたあと、しばらくは休耕田で太らせてから出荷しています。

今までは卵を産む前に出荷していたのですが、今春の小麦畑で活躍した鴨が、

残っていて
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卵産んじゃいました。
ゆで卵にしてみました。

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左が鴨の卵で、右がニワトリの卵です。

大きさは一回りくらい鴨のほうが小さく、黄身の色が鴨のほうが鮮やかな黄色といった感じです。

味はそれほど変わりません。おいしくいただきました。


自然なうどん?!

2009年08月25日

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 セルフ用うどんを、ふくほのか小麦のうどんに全面的に切り替えて1ヶ月が経過しようとしていますが、いろんな発見が続いています。それはどうも、製粉方法の違いに起因することも大きいようです。
 一文字の場合、店頭の石臼製粉機で毎日製粉しています。大手製粉会社さんの製粉と違い、小麦丸々一粒を石臼で挽いて、127メッシュの篩で選別します。そうすると、石臼製粉特有の粒のばらつきができたり、当然粉の中に種皮(ふすま)もより多く含まれます。それを、手打麺式の低速ミキサーでこねて生地を作り、足踏みのあと、団子にして寝かせ、適時麺機で伸ばして切って茹で上げます。その間に使用する材料は、小麦粉のほかは、地元の錦海ソルト産のミネラル塩「昔塩」と、吉井川と並行して流れる地下水を利用した瀬戸内市長船町の水道水だけです。もちろん茹でがまのお湯も同じです。

 そうすると、自然なうどんが作れます。おかしな話ですが、自然なうどんと、そうでないうどんがあるんだということを、うどん屋を継いで16年目にして改めて実感しました。

 13年前から、自家無農薬栽培のしらさぎ小麦を店頭で石臼製粉して、手ごね、手打で作るしらさぎ小麦のうどん(こちらは、セルフうどんではありません)は、特別なうどんで、こちらは従来どおりレジにご注文下さい。


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 自家石臼製粉のふくほのか小麦のうどんに切り替えてから、10日が経ちました。地元農家に委託栽培して育ててもらった「ふくほのか小麦」、毎日店頭の石臼で製粉してはうどんにしています。写真を見ると、高速回転のようですが、1分間に16回転の低速です。
 挽き立ての地元備前福岡産小麦で作ったうどんを食べる、至福だと思いませんか。私はそう思いつつ、毎日うどんの作っています。

なお、明日12日(水)は定休日ですが、お盆期間中は平常営業です。18日(火)から20日(木)まで、夏休みをいただきます。


実りの初夏

2009年06月13日

 今週は、多くの実りを迎えることができました。
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 しらさぎ小麦も、無事刈り取り完了しました。今は乾燥も終わり、選別袋詰めを待っているところです。
田植えがひと段落したら、製粉して新しらさぎ小麦のうどんを作ります。
 もうしばらくお待ち下さい。
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 今春産まれの合鴨達も、大きく育ってくれました。明日より、お待たせしていた長船鴨ライスバーガー復活です。新五穀鴨、お楽しみ下さい。


日々成長

2009年05月28日

 先週の水曜日に植えた種がもう、こんなにも大きくなりました。
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今年もお客さまに安全でおいしい合鴨農法米を育てていきます。

しらさぎ小麦畑の鴨たちを引き上げて、休耕田でもう少し太らせます。
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試食会

2009年05月22日

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 今日、スタッフ一同でセルフうどんと、しらさぎ小麦のうどんの食べ比べをしました。
スタッフそれぞれがお客さまに対して、自分の言葉で一文字の良さを伝えなくてはいけないと思っています。

 セルフのうどんと、しらさぎ小麦のうどんをざるにして並べて食べ比べました。
 


 4月より休止中の長船鴨ライスバーガー、飼育中の五穀鴨もなんとか大きくなり6月中旬には、皆さんのもとにお届けできそうです。一文字うどん店での販売を再開予定です。
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今日から5月

2009年05月01日

今日から5月に入り、春らしい暖かさが戻ってきました。
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しらさぎ小麦もだいぶ大きくなり、小さな花も咲いています。


暑さ対策にはこれ!

2009年04月19日

今はもう暑く、鴨達は常に水がないと動けなくなるので

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小麦田のところどころに飲水器を置きました。

これでより、広範囲に動き回ってくれることでしょう。


今年も!

2009年04月11日

 今年もわらびもちの季節がやってきました!!

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今日からわらびもちを福の市に出しました。

わりびもちの材料は以下の通りです。

 地元産大豆(きな粉は自家製)
 種子島の洗双糖(鹿北製油)
 鹿児島産さつまいも100%使用の天日乾燥澱粉 

昼に店頭に出したのですが二時間もしないうちに売切れてしまいました。

暖かくなってきたこの季節にぴったりだと思うのでぜひたべてみてください。

でも注意してもらいたいことは

口の中の水分という水分がきな粉によって失われ

口の中がパッサパサになります。

喉がカッラカラになります。

お茶と一緒にお食べ下さい。

 当面、木曜日と土曜日に販売します。



 シフォンケーキは今2種類の味が出ていますがどちらも人気です。
現在のところ、毎週木曜日と土曜日に作り立てをお店に並べているのでそこが狙い時です。


どどめせ

2009年04月05日

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 「いつでも食べれるところがあれば」との声に押され、備前福岡郷土料理「どどめせ」を一文字のメニューに加えて、今年で15年目を迎えました。
最初は、地元でも知らない方もおられ、みなさん不思議そうな顔をされてましたが最近では学校給食に出されるなど、郷土料理として、広く認知されてきているのではと思っています。
 詳しくは、こちらから。通販は、こちらからどうぞ
 


通販商品

2009年04月04日

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 合鴨農法で作っている自家製の玄米も一文字においています。

通販販売もしているのでよろしければメール下さい
10キロ単位でもお分けできます。


新商品!!

2009年03月29日

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 これが昨日新しく発売された「紅茶シフォンケーキ」です。
今までに出ているプレーン味を食べたことある方もまだ食べたことがない方も試食もありますのでぜひ食べてみてください!


しらさぎ小麦粉

2009年03月28日

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 今日から明日まで邑上橋の河川敷で「ドッグショー」があるそうです。

時間がある方はぜひ行ってみてください。

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 これはしらさぎ小麦を一文字の石臼を使って製粉して作ったしらさぎ小麦粉です。
こちらは、通信販売もしています。ご利用下さい。

明日は今日新発売されたシフォンケーキの紅茶味を紹介します。


日本初の試み!

2009年03月25日

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今日無事に合鴨(チェリバリー)をしらさぎ小麦田に39羽放鳥することができました。

小麦も鴨にもすくすくと育ってもらいたいです。
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OHKの方がわざわざ取材にきてくださいました。
しかも!滅多に見れないOHくんカーで!
アレスケくんもお待ちしています(笑)
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 明日はしらさぎ小麦粉を使った商品を紹介したいと思います。


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 10月30日(木)、稲刈りを行いました。11月5日(水)には、しらさぎ小麦の種まきも無事終了。例年より10日ほど早く蒔きました。

 今年の稲刈りは、息子と二人でできたので、1日で終えることができました。昨日初めて新米をいただいたのですが、ほかほか感は、新米ならのもの、おいしかったです。

 しらさぎ小麦の栽培では、今春初めて合鴨農法を試験的に導入したのですが、来春には本格的に合鴨農法を活用しようと思っています。ポイントは、雨対策。そのため小屋を改良する予定です。
 この一文字歳時記を使って、経過を報告できればと思っています。乞うご期待。


五穀鴨加工品登場

2008年09月13日

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 今月28日(日)の備前福岡の市に、久々に鴨加工品の登場です。今年の合鴨農法で活躍し先日解体したばかりの新鴨(チェリバレー種)です。鴨ハム・鴨燻製・鴨味噌漬けの3種類を販売します。

 今春の発売時は、地元産の鴨が間に合わなくて、大阪の鴨を仕入れて使ったのですが、今回は、地元産の五穀鴨です。雛のときから、自家製の五穀の餌で育てた自慢の鴨です。臭みもなく、脂身も少なく、よくしまったくせのない味です。これがどういう風に仕上がってくるのか楽しみです。加工は、瀬戸町のレストランに委託しています。
 それぞれ、1パック1,000円前後の価格帯かと思います。一度ぜひお試し下さい。

 なお、第31回目の今月の備前福岡の市は、9月28日(日)午前8時から11時まで、一文字うどん北側の広場で行われます。駐車場は、一文字うどんをご利用になれます。